* 不整脈 *
16歳の長男が不整脈でました。
幼稚園時代に【川崎病】にかかって それからずっと定期検診を受けてきました。
2004年8月の検査で 不整脈が出たのです。
24時間ホルター心電図検査を受けましたが やはり不整脈でていました。
不整脈とは
「心臓」はほぼ1秒に1回の割合で、休みなく、
規則正しく収縮を繰り返し、血液を全身に送り出しています。
手首などの血管の上に指で触れると、1秒に1回くらい、
「ぼこっ」と血管が膨らむのがわかります。
これは心臓が送り出した血液が血管の中を走って、
そこを通過していくからです。
この「ぼこっ」を「脈」と呼びます。
脈は、心臓が血液を送り出すのに応じて触れるものなので基本的には、
ほぼ1秒に1回の割合で休みなく、規則正しく整ったように触れるはずです。
そして不整脈というのは、心臓の動くリズムが崩れて、
不規則なタイミングで動いたり、異常に早く動いたり、
逆に遅くなったりする状態をいいます。
結果的に、『脈に触れるとリズムが整っていない(不整な)状態になる』ことです
1日または2日にわたって心電図を記録してみると、
中年以上ではほとんどの人に、毎日1~2個は不整脈が見つかります。
年をとるにつれ、だれでも少しずつ不整脈が増えていきます。
ストレス、睡眠不足、疲労などでも不整脈は起こりやすくなります。
そういう意味では、だれにでも起こりうるものだと言えるでしょう。
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症状
皆さんが初めて不整脈に気付くのは主に次のような症状が出たときです。
しかし自分では全く気付かず、健診などで指摘されて初めてわかる場合もあります。
・心臓病がある
・脈が急に遅くなったり、速くなったりする
・胸苦しさがある
・時々、気を失いそうになる
・めまいや立ちくらみに襲われる
・脈が飛ぶことがある
・ドキッとする脈の感じがある
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不整脈の種類
不整脈は大きく3つの種類に分けることができます。
【徐脈】
瞬間的に脈が飛ぶ、脈が抜ける、
瞬間的にドキッとするなどの症状を呈するもの
⇒房室ブロック・洞不全症候群など
【頻脈】
脈が遅く、頭がボーっとする、目の前が暗くなる、
失神するなどの症状を呈するもの。
⇒心房細動・発作性上室性頻拍・ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群など
【期外収縮】
脈が速くなり、どきどきが続く、頻脈の結果
血圧が低下の場合は失神する、頻脈時短時間胸が痛くなるなどの症状。
⇒心房性期外収縮・心室性期外収縮など
また、これらとは別に、誰もが経験する脈の変化として、
息を吸うと脈が速くなり、息を吐くと遅くなるといったようなことや、
運動や体温の上昇で脈が速くなる、などがあります
(これらは病気ではありません)。
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原因
不整脈は電気の伝わり方が悪いことによって起こるものです。
しかし、それは必ずしも心臓の故障を意味するものではありません。
例えば、心臓自体は問題なくとも、
ストレス・コーヒー・タバコなどが原因になって引き起こされるものもあります。
また、心臓の筋肉に酸素(血液)を供給している血管が詰まる病気に
「心筋梗塞」や「狭心症」がありますが、
不整脈は血管が詰まるから起きるものではなく、
筋肉に「動け」という命令の伝達される電気系統の故障ですので
基本的にこれらとは別の病気です。
(ただし心筋梗塞や狭心症によって電気系統が故障しても起こります)
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検査
安静時心電図検査
(必要に応じて負荷心電図検査・24時間心電図検査・心臓超音波検査・胸部レントゲン・血液検査などを行う)
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治療
不整脈の中には、放っておくと命に関わる危険のあるものから、
全く問題のないものまであります。
不整脈を指摘され、その発生頻度が多かったり苦しくなる場合は、
その電気系統のどこがどのようになっているのか原因を確認し、
どのようなタイプの不整脈であるかをはっきりさせることが必要です。
そうしなければ、その不整脈を放っておいてもいいかどうか、
治療が必要かどうか、どのように予防するかの区別はできません。
不整脈の治療は、その種類、程度(重症度)、
今後の悪化の見込み(予後)、年齢、他の病気の有無、
生活環境などを総合的に判断して決められます
薬剤の服用が基本だが、どれもよく効く半面、副作用も強いので、
医師は処方に対して慎重になる。
発作頻度が多かったり治りにくいもの、薬を使用しづらい症例では、
機器を用いた治療法もとられている。
まず行われるのは生活の見直しが重要だ。
慢性的な過労、睡眠不足、精神的・肉体的ストレス、心配事、
コーヒーやタバコ、酒といった嗜好品のとりすぎ、
さらに不整脈に対する過度の不安などが誘因となるので、
そうしたことの改善で治まるとみられる軽度の不整脈なら、
そこからとりかか炉ことが多い。
また、暑い日の日中にはなるべく外に出ないことと、
汗をかいたらすぐに水分を補給することも重要である。
私達が1日にかく汗の量は1リットルの人もいれば
3リットルの人もいて個人差があるので体質にあわせた
水分を摂取することをお薦めしたい。
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心拍数で寿命がわかる
2006/1/29のあるあるのテーマは「心臓」
心臓研究の最前線「心拍数でわかるあなたの寿命」
心臓の位置は みぞおちの上 ほぼ中央にある。
最近 街で『AED』と書かれた機械を見かけたことはありませんか?
AEDとは 自動体外除細動器。中身は 電気ショックで心臓蘇生ををする機械。
ここ数年 心臓停止による突然死が増加!
2004年7月から民間人でも取り扱えるように
全国で約22,000台が設置されたそうだ。
<心臓>
心臓が1日に送り出す血液量は ポリタンク400個分 約7.2t。
これだけの血液を送り出す心臓ですが 大きさは握りこぶし2つ分。
心臓はもっとも重要な臓器で 本来は丈夫にできているが
一旦病気などで事が起こると 命に関わる大切な臓器。
突然死の70%は心臓が原因
長島さんが脳梗塞で倒れたのも 実は心臓に原因があった。
心臓内にできた血栓が脳へ流れ脳梗塞を発症!
脳梗塞の1/3=心臓と関連している
女性は要注意!更年期を迎えると心筋梗塞が起こりやすくなる。
女性ホルモンのエストロゲンの分泌が少なくなるからだ。
エストロゲンはストレスを守っているが 少なくなると心臓に負担。
<心臓と寿命の関係>
アメリカの発表では 心拍数が少ない人ほど寿命が長い!
人間の場合は20億~25億回。平均すると23億回。
4376÷1分間の心拍数=あなたの心臓寿命!
心拍数は昼間の活動時には多く 夜間の睡眠時には少ない。
1分間60~70回が平均値(起きている時の安静時に測定)
4376÷60回≒73才
心拍数の正しい測り方
計る場所は手首のとう骨動脈、もう一方の人差し指、中指、薬指の3本で脈を確認。
時計を見ながら 15秒間 脈を計測し 4倍にすれば1分間の心拍数になる。
<心拍数が上がる原因>
心拍数とは 心臓は収縮を繰り返し血液を送り出す。
心拍数は「ドッ クン」の1分間の回数。
身体を動かすと心拍数は上がる。
身体が必要としている酸素を送り届けるためだ。
心拍数が元に戻るのには 約5分。
しかし 心拍数がなかなか下がらない人がいる!
<心拍数が下がらない原因>
『ストレス』
ストレスで心拍数が下がらないのは カテコールアミンの分泌が持続するため。
カテコールアミンは交感神経が働くことで分泌される。
逆に副交感神経が働くと分泌は抑えられる。
副交感神経を働かせるのが『呼吸』
「4×2=8 呼吸法」
1、目を閉じ 4秒間 鼻から息を吸う
2、吸い込んだ息を 2秒間止める
3、8秒間かけて ゆっくり鼻から吐き出す
ポイント:吸うより吐く時間を長くする。
息を吐く時のほうが 副交感神経が働きやすい。
『血管トラブル』
動脈硬化などで 動脈が硬くなると血流が悪くなる。
心臓は全身に血液を送るため 心拍数を上げる。
心臓自体に血液を送る冠動脈が詰まると
心臓の細胞が死んでしまう「心筋梗塞」となる。
「心臓疾患を予防する2つの栄養素」
コエンザイムQ10⇒心臓機能向上
CoQ10は全身の細胞に不可欠なエネルギー源
心臓で最も必要とされている
体内にある物質だが 加齢とともに減少してしまうので サプリで補う。
葉酸⇒動脈硬化防止
食事などで摂取したアミノ酸が肝臓でホモシステインに変化する。
血流に流れ出ると動脈硬化を起こす原因となる。
葉酸はこのホモシステインが血液中に流れ出すのを防ぐ。
心臓病を防ぐ葉酸量 400μg/日
日本人の葉酸摂取量はどの年代でも不足している。
これが動脈硬化を起こす人が増えている原因のひとつと考えられる。
葉酸を含む食材は緑黄色野菜。
1日の摂取量を考えると。。。
ほうれん草8束、パセリ4把、ブロッコリー3株、モロヘイヤ700g
サプリメントで補うしかないようだ。
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<心臓研究トピックス>
「長すぎると早死にする?!」アメリカから
睡眠時間が長いと死亡率が高くなる
長い睡眠をとると 急性心筋梗塞になりやすい。
原因はわかっていない。現在研究中。
もっとも死亡率が高いのは 睡眠時間10時間以上
続いて4時間以下 もっとも低いのは7時間。
「ヌルヌルが危険!」日本から
歯周病が心臓と関連している。
歯周病の人は心臓発作を起こす可能性が約3倍高い。
心臓の栄養血管にも歯から歯周病がばらまかれると
心筋梗塞の原因となる冠動脈の閉塞を手助けしている可能性がある。
歯周病菌は口の中をヌルヌルにする。
ヌルヌルが歯茎の傷口から体内に侵入すると
血管内で動脈硬化を起こす原因となると考えられる。
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